プリズナートレーニングとトライアスロンのトレーニングジャーナル

プリズナートレーニングとトライアスロンのトレーニングに関する記録と注意点等の発信

プリズナートレーニングの概要

BIG6とSTEP10

全身をバランスよく鍛えるためのBIG6

リズナートレーニングは全身をバランスよく鍛えるために、身体の部位別に以下6つのカテゴリー分けをされており、それぞれのカテゴリーを満遍なく進めていくことで均整のとれた体型を作れるように設計されている。

 

①プッシュアップ:胸筋(大および小)、三角筋全部、上腕三頭筋

②スクワット:大腿四頭筋、臀筋(臀部)、ハムストリングス、内腿、股関節、ふくらはぎ、足

③プルアップ:広背筋(ウイング)、円筋、菱形筋、僧帽筋上腕二頭筋、前腕、手

レッグレイズ:腹直筋(シックスパック)、腹斜筋(ウエストの筋肉)、鋸筋、肋間筋、横隔膜、グリップ、大腿直筋(大腿四頭筋)、縫工(大腿四頭筋)、股関節前部の筋肉

⑤ブリッジ:すべての脊椎金、下背部、股関節後部の筋肉、大腿二頭筋(脚の二頭筋)

⑥ハンドスタンド・プッシュアップ:上腕三頭筋、肩帯、僧帽筋、手、指、前腕

 

この6つのカテゴリーのことを、BIG6と呼んでいる。

確実に筋力と関節を育てるためのSTEP10

BIG6の各カテゴリーには、それぞれSTEP1〜10までの段階が用意されている。

STEP1は驚くほど簡単なもので、STEPが進むにつれて難易度が上がる仕組みになっている。

筋トレ経験者はSTEP1が簡単に見えるために、飛ばしてSTEP3くらいから始めてしまいがちだが、どれだけ筋力がある人もSTEP1から確実に進めていくことを『プリズナートレーニング』を読むことで学ぶことになる。

具体的な内容は、次回以降の記事で実践しながら掲載していく予定だ。

 

これは簡単すぎるように見えても筋肉だけでなく、関節を鍛え育てるために必要なことであり、これを飛ばすと怪我をしてしまい、トレーニングの継続が出来なくなることへの防御策である。

この関節を鍛える、という概念がプリズナートレーニングの重要な要素であり、哲学でもある。

BIG6とSTEP10をゆっくりと確実に進める

実用性の高さと機能美に満ちた身体を、ゆっくりと確実に育て上げる!それがプリズナートレーニングの哲学である。

各STEPを余裕でこなせるようなレベルにならないと次に進めないため、難しいSTEPにいきなり挑んで関節を痛め、慢性的な怪我を抱えることが無いようにプログラムが設計されている。

簡単に見えるSTEP1でも少なくとも1ヶ月はかけるようにと筆者が書いているほどの時間感覚で進めるよう伝えた後、早く理想の身体を手に入れるために無理をするような行為は愚かだと、再三警告もしている。

私ももちろん、『プリズナートレーニング』を読み始めてすぐに、STEP4くらいフツーに出来んじゃね?的な感覚に思いっきり囚われた愚か者の一人だが、この警告に素直に従って進めることにする。

リズナートレーニングの実践

次回以降、実際にプリズナートレーニングを進めている進捗報告とともに、具体的なBIG6と各STEPの内容紹介をしていこうと思う。

自重トレーニングやプリズナートレーニングに興味があるが、購入を迷っているような方がおられれば、是非ともご参考にしていただきたい。